
大阪府茨木市の鳩のフン清掃会社「お掃除の窓口」代表の永瀬です。
鳩のフン被害には大きく分けて3つの段階あり、被害状況に合わせて適切に対処する必要があります。こちらの記事を見ていただくことで「自分で対処できるレベル」と「清掃業者でしか対応できないレベル」というものが分かりますので、鳩のフン清掃を検討されている方は参考にしてみてください。
あなたのフン被害の状況は?レベル別の対策方法
鳩のフン清掃のコツはとにかく少しでも早く鳩のフンを除去・清掃することです。
【鳩のフンがある=鳩があなたのベランダを安全な場所として認識している】状態ですので、鳩のフンを放っておけば被害が拡大していく一方です。被害レベルに合わせた対策を下記にまとめましたので「自分で清掃できる状態なのか」「業者に依頼したほうがいいのか」を判断する資料としてご活用ください。
被害レベル【小】:鳩がたまにやってくる程度(個人で対策可)
鳩がベランダにやってくるのは、最初は日中の時間帯がほどんとです。目的は「休憩(羽休め)」をするためで、ベランダの中まで入ることなく手すりに止まります。滞在時間も長くありません。
このような段階であれば、市販の鳩対策グッズを活用することで被害を抑えることができます。
- 忌避剤(スプレー):鳩が嫌がる成分をベランダの手すりや窓枠・室外機の周辺などにスプレーする
- 剣山:ベランダの手すりや室外機の上など、鳩が止まりそうな場所に設置
- ワイヤー設置:釣り糸を太くしたようなワイヤーをベランダの手すりなど飛来しそうな場所に設置
これら対策方法のポイントは「ベランダの中に入らせない」ことです。既にベランダの中に入ってきている状態では上記のような対策を施しても効果はありません(手すりにとまる事なく、ダイレクトにベランダの中に入ることができるため)。
被害レベル【中】:鳩が昼夜問わずやってくる(個人または業者に依頼)
上記のような行動を繰り返していくと、次第に「この場所は安全だ」と認識するようになり、ベランダの中まで入ってくるようになったり、仲間を呼び寄せて徐々にフン被害や騒音の拡大へと広がっていきます。
この状態になると日中だけでなく夜もベランダにやってくる状態になっており、昼夜問わず鳩の騒音や大量のフンに悩まされることになります。個人でのフン清掃や対策は難しくなるため専門の業者に依頼することを検討しましょう。
- ネット:ベランダ全面に貼って鳩の侵入を完全に防ぐ
- 剣山:ベランダの手すりや室外機の上など、鳩が止まりそうな場所に設置
特にネットの設置には専門的な知識が必要です。また、マンションによってはネットの設置ができない(美観保護)場合がありますので検討されている方は予め管理会社に確認しておくようにしましょう。
被害レベル【大】:鳩がベランダに巣を作っている(業者に依頼)
鳩がベランダに巣を作りはじめると、それはあなたのベランダを安全な場所として認識している証拠ですので、こうなると対策は一層難しくなります。大量のフン被害と騒音であなただけでなく、周辺住民の方にもご迷惑をかけてしまっているような状態ですので、一刻も早く業者に依頼して清掃・除去するようにしましょう。